北岡大使、北エストニア病院救急車センターを訪問
令和3年8月10日


8月10日、北岡大使は、首都タリンにあって、エストニアで最大の病院「北エストニア病院」の救急車センターを訪問しました。
大使館からは、医師でもある竹中専門調査員が同行。
訪問の目的は、エストニアが開発し、2014年に導入した緊急医療の最新システム「e-救急車(e-Ambulance)」の現場を視察することです。
大使と竹中専門調査員は、センター長で、エストニア救急車協会の会長でもあるリリアン・ラーツ女史の出迎えを受け、センターの内部に案内されました。
このシステムは、遠隔の地と大病院をオンラインで繋いで患者を緊急搬送し、病院到着後、素早く適切な医療を施すことを目的にしています。
まず患者側からの通報により、緊急の度合いに応じて緑、黄、そして赤の3種類のどれかに患者が選別(トリアージ)されます。
患者を搬送する救急車に同乗する医師あるいは看護師は、iPadを使用する「e-救急車」のソフトにより搬送先の病院を指定。
病院側には、スクリーンに搬送される患者のデータが、緑、黄、そして赤の色と共に表示され、受入準備が開始されます。
別のスクリーンには、救急車で搬送中の患者のバイタルサインが、リアルタイムで救急車から送られて来て表示されます。
大使の訪問時には、まさに患者がサーレマー島の中央病院から「北エストニア病院」に搬送中で、救急車はフェリーで本土に向かう途中でした。
大使と竹中専門調査員は、電話で救急車に同乗する医師と会話。
医師は「後10分で本土に到着する」と連絡。
本土の側では別の救急車が待機しており、患者を引き取って「北エストニア病院」へ素早く送り込みます。
「北エストニア病院」側では、すでに患者受け入れの場所が確保されており、到着直後に医療を開始する体制が整っています。
デジタルを縦横に活用し、効率性をとことん追求し続けるエストニアらしいシステムを目の当たりにすることが出来て、今回の訪問は、大使と竹中専門調査員にとって大変貴重なものとなりました!
コロナ禍で、快く受け入れて下さったラーツ女史とセンターのスタッフの皆さんに心より感謝です!
大使館からは、医師でもある竹中専門調査員が同行。
訪問の目的は、エストニアが開発し、2014年に導入した緊急医療の最新システム「e-救急車(e-Ambulance)」の現場を視察することです。
大使と竹中専門調査員は、センター長で、エストニア救急車協会の会長でもあるリリアン・ラーツ女史の出迎えを受け、センターの内部に案内されました。
このシステムは、遠隔の地と大病院をオンラインで繋いで患者を緊急搬送し、病院到着後、素早く適切な医療を施すことを目的にしています。
まず患者側からの通報により、緊急の度合いに応じて緑、黄、そして赤の3種類のどれかに患者が選別(トリアージ)されます。
患者を搬送する救急車に同乗する医師あるいは看護師は、iPadを使用する「e-救急車」のソフトにより搬送先の病院を指定。
病院側には、スクリーンに搬送される患者のデータが、緑、黄、そして赤の色と共に表示され、受入準備が開始されます。
別のスクリーンには、救急車で搬送中の患者のバイタルサインが、リアルタイムで救急車から送られて来て表示されます。
大使の訪問時には、まさに患者がサーレマー島の中央病院から「北エストニア病院」に搬送中で、救急車はフェリーで本土に向かう途中でした。
大使と竹中専門調査員は、電話で救急車に同乗する医師と会話。
医師は「後10分で本土に到着する」と連絡。
本土の側では別の救急車が待機しており、患者を引き取って「北エストニア病院」へ素早く送り込みます。
「北エストニア病院」側では、すでに患者受け入れの場所が確保されており、到着直後に医療を開始する体制が整っています。
デジタルを縦横に活用し、効率性をとことん追求し続けるエストニアらしいシステムを目の当たりにすることが出来て、今回の訪問は、大使と竹中専門調査員にとって大変貴重なものとなりました!
コロナ禍で、快く受け入れて下さったラーツ女史とセンターのスタッフの皆さんに心より感謝です!