北岡大使、e-エストニア・ブリーフィング・センター訪問
令和2年10月26日


10月26日北岡大使は、首都タリンにある、デジタル最先進国エストニアの実態を紹介するためにエストニア政府が設置した「e-エストニア・ブリーフィング・センター」を訪問しました。
大使館で経済を担当する重成書記官と、竹中専門調査員が同行。
大使はデジタル・トランスフォーメーション顧問のフロリアン・マルクス氏とビジネス開発マネージャーのアラン・ドブロス氏の出迎えを受けました。
まずマルクス氏より、デジタル国家の現状に関する電子署名などのデモ付きプレゼンテーションがあり、その後ビジネス・ソフトウェアの「ヘルメス」社と、学校を管理するソフトウェアを開発する「eスクール」社のブリーフが行われました。
「ヘルメス」社は、本年2月のラタス首相の公式訪日に同行し、首相臨席のもとに日本の「シオノギ製薬」との間でMOUを締結しています。
「eスクール」社も、現在同社のシステムを日本の学校に取り入れる計画を進めています。
大使は「『デジタル国家、エストニア』が如何に先進的であるかを再確認出来、大変有意義な訪問となった。日本との最大の違いは、『プライバシー』に関するマインドセットにあるように思う。『プライバシーを守ること』自体が目的化している日本で、社会全体のために共有すべき情報と、秘匿されるべき情報を区別することが、これからの日本にとって重要になるだろう」と述べました。
大使館で経済を担当する重成書記官と、竹中専門調査員が同行。
大使はデジタル・トランスフォーメーション顧問のフロリアン・マルクス氏とビジネス開発マネージャーのアラン・ドブロス氏の出迎えを受けました。
まずマルクス氏より、デジタル国家の現状に関する電子署名などのデモ付きプレゼンテーションがあり、その後ビジネス・ソフトウェアの「ヘルメス」社と、学校を管理するソフトウェアを開発する「eスクール」社のブリーフが行われました。
「ヘルメス」社は、本年2月のラタス首相の公式訪日に同行し、首相臨席のもとに日本の「シオノギ製薬」との間でMOUを締結しています。
「eスクール」社も、現在同社のシステムを日本の学校に取り入れる計画を進めています。
大使は「『デジタル国家、エストニア』が如何に先進的であるかを再確認出来、大変有意義な訪問となった。日本との最大の違いは、『プライバシー』に関するマインドセットにあるように思う。『プライバシーを守ること』自体が目的化している日本で、社会全体のために共有すべき情報と、秘匿されるべき情報を区別することが、これからの日本にとって重要になるだろう」と述べました。
