北岡大使、ウール製品の最高級ブランド「Woolish」のメインストアを訪問

令和3年5月4日
「Woolish」4代目エイゴ・シーム社長とともに
エストニアのウール製品ブランド「Woolish」
5月4日、北岡大使は、首都タリンの美しい旧市街にある、エストニアのウール製品の最高級ブランド「Woolish」のメインストアを訪問。
社長のエイゴ・シーム氏と奥方のアンナ女史の案内で店内を視察するとともに、日本への売り込みの可能性などにつき会談しました。
大使館で経済を担当する重成書記官と、竹中専門調査員が同行。

「Woolish」は100年以上の歴史を有しており、1890年代にヒルダ・ヴァルドレ女史がセーターの製作を始めたのがその起源となります。
1928年には、南部エストニアのビリヤンディに工場がオープンして今に至ります。
現在は四代目の当主、エイゴ・シーム氏のもとでオンライン・ショップを活用しつつ、国際的にビジネスを展開。
「Woolish」は日本にも紹介されており、エンタープライズ・エストニアの出資によるプロジェクト"ehe* estonia. born from nature”によって、昨年は「イデーショップ自由が丘店」で、そして今年は「ヒッコリー・スリー・トラベラーズ」で、それぞれ開催されたエストニアのデザインを紹介するイベントで、出展された同社の製品は好評を博しました。

同社の工場では日本の「島精機」のニットマシンが使用されており、製品のモデル名には、「Maiko」、「Takashi」、「Oita」、「Kochi」など日本の人名や地名が数多く使用されているのが特徴です。
大使は「『Woolish』の製品は繊細さを感じさせるデザインで、日本人、特に日本の女性が好む雰囲気がある」と発言。
これに対してシーム氏は「日本市場には大きなポテンシャルを感じている」と応じました。

同社製品の購入は、オンライン・ショップにより日本でも可能ですので、興味のある方は是非ネットで検索してみて下さい!