北岡大使「占領と自由の博物館」視察

2020/3/10
代表者の方々とともに
占領と自由の博物館
3月10日、北岡大使は首都タリンにある「占領と自由の博物館(VABAMU)」を訪問し、エヴゼクティブ・ディレクターのケイウ・テルヴェ女史と展示イベントマネージャーのマイア-リーサ・アントン女史の出迎えを受けて、館内を視察しました。
日本大使館よりは、バルト3国と北欧諸国の歴史に造詣の深い松村参事官と、文化・広報を担当する伊藤書記官が同行。
この博物館は、エストニアが1991年に独立を回復したのちの2003年、自らの手で初めて開館したという歴史を誇ります。
博物館は、暗いソ連時代を象徴する鉄の扉が入口ですが、あとはほとんど全てがガラス張りで、独立回復後の明るく、透明なエストニアが対比される作りになっています。
 
開館当時はソ連とナチ・ドイツの「占領」に関連する博物館でしたが、2018年にリノベーションが行われ、独立回復後のエストニアがようやく手に入れた「自由」も学べる博物館として生まれ変わって現在に至ります。
大使は2時間にわたる視察ののち、テルヴェ女史とアントン女史より博物館の今後のプロジェクトにつきブリーフを受け、日本大使館と博物館の協力の可能性につき会談しました。
 
大使は「エストニアは『占領』という苦しい過去からしっかりと学び、それを乗り越えた。だからこそ今や『自由』を謳歌しつつITの最先進国と言われるまでになリ得たのだ。『占領』と『自由』を共に学ぶことでのみ、今のエストニアがしっかりと理解出来る」と発言。
「多くの日本人に、この博物館を訪れる重要性を語って行きたい」と述べました。