北岡大使、南部エストニアを視察

令和2年6月26日

その1: 大きな卵の山(スール・ムナマギ)

アッセル教授とスール・ムナマギ頂上にて
6月20日から21日にかけて北岡大使は、タルトゥ大学の学長、トーマス・アッセル教授夫妻(奥方はカリンさん)の招きで、タルトゥ市に7度目の公式訪問を行いました。
アッセル教授は1988年から89年にかけて東北大学で研究活動を行なった経験もある知日派、そして親日派の方です。
今回の目的は、アッセル教授夫妻の故郷である「南部エストニア(Lõuna-Eesti)」を、夫妻のガイドで視察することです。
初日にはタルトゥ市内を散策し、夫妻の御自宅でのディナを楽しんだ後、翌21日にはいよいよ「南部エストニア」を終日視察し、大使の着任以来の最大の念願であったエストニアの最高峰「スール・ムナマギ(大きな卵の山)」に登頂!
標高は317メートルで、これはエストニアのみならずバルト3国での最高峰です。
大使はエレベーターを使うことなく展望台の頂上まで上り詰め、快晴の中「南部エストニア」の絶景を楽しみました。
 

その2:オテパー市に植樹された桜

オテパー市庁舎前の桜の木
6月20日から21日にかけて、タルトゥ大学の学長、トーマス・アッセル教授夫妻(奥方はカリンさん)の招きで「南部エストニア」の視察を行った北岡大使は21日に、既に日本大使館のフェースブックで紹介された(June 9 at 4:07 PM)オテパー市を訪問。
市役所前に植樹された二本の桜の木を視察しました。
桜は日本では、シンボルとして扱われる大変重要な木です。
大使は、桜の木が厳しいエストニアの冬を越して来春美しく開花出来ることを祈願しました。
オテパー市は「冬の首都」と呼ばれており、エストニアのスキー・リゾートとして有名です。
大使は、同市が日本のスキー・リゾートと姉妹都市が提携出来ることも祈願しました。
 

その3:エストニアの素材を見事に料理したサール氏

Tammuri taluのご主人とともに
6月20日から21日にかけて、タルトゥ大学の学長、トーマス・アッセル教授夫妻(奥方はカリンさん)の招きで「南部エストニア」の視察を行った北岡大使は21日に、終日各地を巡りました。
お昼にお腹をすかせた大使を暖かく迎えてくれたのがレストラン「タッムリ・タル(Tammuri talu。Oak farm)」のシェフ、エルキ・サール氏です。
大統領も楽しまれたというエストニアの新鮮な素材を使用したランチは、19世紀の農場の雰囲気を色濃く残すレストランの内装、そして外装とともに、大使を心から魅了しました!