北岡大使、日本の佐久市の姉妹都市、エストニアのサク市に3度目の公式訪問(その1: ギムナジウムでの講演)

令和3年9月14日
生徒たちとともに
大使によるプレゼンテーション
9月14日、北岡大使は、長野県の佐久市と姉妹都市を締結しているエストニアのサク市に3度目の公式訪問を行いました。
大使館で広報・文化を担当する伊藤書記官とレーネ・トゥルー女史が同行。
朝首都タリンを出発した大使は、改装が終わったサク・ギムナジウムに到着。
大使の大好きなタルトゥ大学の建物の正面を思わせる美しい玄関を通って、大ホールに案内されました。
 
既に着席している約100人の生徒さんたちに対して、大使はまず挨拶。
サク市が日本の外務大臣表彰を受賞したこと、そして佐久市を訪問されたカリユライド大統領により、同市の柳田市長にエストニアの「テッラ・マリアナ十字勲章」が授与されたこと、さらに東京オリンピックでは佐久市がエストニアの選手団のホストタウンとなり、選手団は金メダル一つ、銅メダル一つという素晴らしい成績を収めたことなどを紹介。
サク市と佐久市が、エストニアと日本の友好関係のために極めて重要な役割を果たしていることを強調しました!
引き続き大使によるパワーポイントのプレゼンテーション「日本とは何か?ミステリアスな島国」が行われました。
大使は30分程度、日本の基礎、多様性、歴史、そして未来という4部構成で日本の色々な側面を生徒さんたちに紹介。
その後生徒さんからは、たくさんの質問があり、大使を喜ばせました!
さらに大使は、生徒さんの英語が大変しっかりしていること、そして質問の内容が知的なことに感銘を受けました!
講演の後は、生徒さんの代表による改装の終わった建物の内部の案内がありました。
清潔で整然とし、さらに最新鋭の機器が備えられている教室や実験室は、まさにエストニア!という感じで、再び大使を喜ばせました。
またギムナジウムで学ぶ日本からの留学生と会えたことは、大使にとって嬉しい驚きとなりました。
コロナ禍で講演会をアレンジして下さり、さらにギムナジウムの視察の機会を与えて下さった学長のケイト・フォモツキン氏、そして彼のスタッフと学生さんたちに心より感謝です!
生徒代表者、日本からの留学生とともに
学校内部の視察