北岡大使、サーレマー島に2度目の公式訪問 (最終回: リハ・トーストゥス社訪問)

令和3年7月27日
タサ氏及びルームーラーネット女史とともに
7月26日から27日にかけて、北岡大使は昨年3月に引き続き、エストニア最大の島であるサーレマーに2度目の公式訪問を行いました。
大使館よりは、医師でもある竹中専門調査員が同行。 

大使は滞在二日目となる27日の午後、バルティック・ワークボーツ社訪問に引き続き、最後の訪問先であるサーレマー島の企業の中で最大級の売り上げを誇る食肉企業のサーレマー・リハ(肉)・トーストゥス社に到着。
同社の理事で、国防大臣の奥方でもあられるカイエ・ローム・ラーネット女史、財務マネージャーのマレク・ラウド氏、輸出マネージャーのミコ・タサ氏、主任技師のマッレ・マギ女史、そして製造マネージャーのイッリマー・ポープー氏の出迎えを受けました。
実は大使は昨年3月に酪農製品を扱うサーレマー・ピーマ(ミルク)・トーストゥス社を訪問しています。
同社と今回訪問したサーレマー・リハ(肉)・トーストゥス社は、エストニア独立回復後の1994年に一体として設立されたのですが、2007年に分離されて現在に至ります。
訪問は会議室での同社に関するブリーフと、同社製品の試食で始まりました。
質の高いローカルの肉とオーガニックな製法にこだわった同社の食肉加工製品は大変美味で、エストニアでは首都タリンを含む全国20か所の直営店で幅広く販売され、人気を博しています。
エストニア産のチーズは、既に日本に輸出されて人気を博していますが、大使は、「食肉加工製品の対日輸出にも大きなポテンシャルがある!」と発言。
引き続き、ラーネット女史の案内で工場内の視察が行われました。
エストニアらしく整然とした工場には屠殺場も併設されており、新鮮な肉が素早く加工出来るようになっているのが印象的でした。
サーレマー島における最後の訪問は、記念撮影があって和やかな雰囲気で終了。
貴重な時間を割いて工場の隅々まで案内して下さったラーネット女史以下のサーレマー・リハ(肉)・トーストゥス社の皆さんに、心より感謝です!
これにて大使の2度目のサーレマー島公式訪問は終了。
その後大使はフェリー乗り場に向かい、夕刻、名残を惜しみつつ美しい景色で楽しませてくれたサーレマー島を後にしました。