北岡大使、ラクヴェレ市を初訪問
令和2年9月22日
9月22日、北岡大使はラクヴェレ市に初の公式訪問を行いました。
大使館からは広報・文化を担当する伊藤二等書記官が同行。
大使館からは広報・文化を担当する伊藤二等書記官が同行。
その1: 地元学校での講演


まず大使は、小学生から高校生までの830人が学ぶ「ラクヴェレ・ギムナジウム」を訪問。
このギムナジウムは、エストニア人の作曲家で「高松宮殿下記念世界文化賞」を受賞したアルヴォ・ペルト氏など、有名人を多数輩出していることで有名です。
大使は校長のリーナ・ヴェイデンバウム女史の出迎えを受け、生徒代表の クリスティ・リース・オルプルドさんの案内で、1930年代に遡る歴史的な校舎を視察。
オリジナルな建物を残しつつモダンな建物が徐々に増築されて、現在の美しい校舎に至る歴史を学びました。
さらに校長より「校舎の屋根にエストニアの国旗が毎日、24時間掲揚されている」との説明があり、大使を深く感銘させました。
その後大使は57名の高校生に対して「日本とは何か?ミステリアスな島国」と題するパワーポイントのプレゼンテーションを実施。
プレゼン後、聴講した高校生からは大変流暢な英語で活発に質問がなされ、大使を喜ばせました!
大使は「この学校の生徒が、日本の生徒と交流出来る日が来ることを心より祈念する」と述べつつ「ラクヴェレ・ギムナジウム」を後にしました。
このギムナジウムは、エストニア人の作曲家で「高松宮殿下記念世界文化賞」を受賞したアルヴォ・ペルト氏など、有名人を多数輩出していることで有名です。
大使は校長のリーナ・ヴェイデンバウム女史の出迎えを受け、生徒代表の クリスティ・リース・オルプルドさんの案内で、1930年代に遡る歴史的な校舎を視察。
オリジナルな建物を残しつつモダンな建物が徐々に増築されて、現在の美しい校舎に至る歴史を学びました。
さらに校長より「校舎の屋根にエストニアの国旗が毎日、24時間掲揚されている」との説明があり、大使を深く感銘させました。
その後大使は57名の高校生に対して「日本とは何か?ミステリアスな島国」と題するパワーポイントのプレゼンテーションを実施。
プレゼン後、聴講した高校生からは大変流暢な英語で活発に質問がなされ、大使を喜ばせました!
大使は「この学校の生徒が、日本の生徒と交流出来る日が来ることを心より祈念する」と述べつつ「ラクヴェレ・ギムナジウム」を後にしました。
その2: 市長との会談とランチ


大使は「ラクヴェレ・ギムナジウム」で日本紹介のプレゼンテーションを行ったのち、ラクヴェレ市庁舎を訪問。
市長のトゥリーン・ヴァレク女史と副市長のライラ・タルニック女史、そしてプロジェクト・マネージャーのカスパル・ロード氏の出迎えを受け市庁舎のユニークな建物を視察。
これは省エネ技術がいたるところに活用されている「スマート・ハウス」と呼ばれる建物です。
大使は、ソーラーパネルや地熱を利用した暖房設備、さらに二重のガラスの壁を開閉することで温度を調節する設備などを興味深く視察し「大変エストニアらしい建物だ!」と称賛しました。
その後大使はレストラン「ヴィラ・テレサ」に移動し、市長と市議会議長のミフケル・ユフカミ氏が主催するランチに臨みました。
市長は大使に「このランチではサプライズを用意した」と発言。
何と大使の親友で、いつも日本とエストニアの友好関係促進のために尽力されているカイド・ホーヴェルソン氏(把瑠都関。現在国会議員)がスペシャルゲストで登場!
大使とは7月15日のコマツのブルドーザーの引き渡し式典(詳細は同日付の当館HP及びFB参照)でお目にかかって以来の嬉しい再会となりました。
大使はカモなど、ラクヴェレの美味な素材の料理を賞味。
さらに一同は、エストニアで最高と言われるスパ、食肉、木製のドア、省エネ技術などで有名なラクヴェレの特質を生かしつつ、同じ特質を持った日本の都市と提携する可能性、さらに「ラクヴェレ・ギムナジウム」と日本の学校の交流の可能性などにつき、幅広く議論しました。
今回の初訪問は大使にとって、首都のタリン、タルトゥ、ナルヴァなどの主要都市の中間に位置するという、地理的に恵まれたラクヴェレの重要性を学ぶ貴重な機会となりました。
市長のトゥリーン・ヴァレク女史と副市長のライラ・タルニック女史、そしてプロジェクト・マネージャーのカスパル・ロード氏の出迎えを受け市庁舎のユニークな建物を視察。
これは省エネ技術がいたるところに活用されている「スマート・ハウス」と呼ばれる建物です。
大使は、ソーラーパネルや地熱を利用した暖房設備、さらに二重のガラスの壁を開閉することで温度を調節する設備などを興味深く視察し「大変エストニアらしい建物だ!」と称賛しました。
その後大使はレストラン「ヴィラ・テレサ」に移動し、市長と市議会議長のミフケル・ユフカミ氏が主催するランチに臨みました。
市長は大使に「このランチではサプライズを用意した」と発言。
何と大使の親友で、いつも日本とエストニアの友好関係促進のために尽力されているカイド・ホーヴェルソン氏(把瑠都関。現在国会議員)がスペシャルゲストで登場!
大使とは7月15日のコマツのブルドーザーの引き渡し式典(詳細は同日付の当館HP及びFB参照)でお目にかかって以来の嬉しい再会となりました。
大使はカモなど、ラクヴェレの美味な素材の料理を賞味。
さらに一同は、エストニアで最高と言われるスパ、食肉、木製のドア、省エネ技術などで有名なラクヴェレの特質を生かしつつ、同じ特質を持った日本の都市と提携する可能性、さらに「ラクヴェレ・ギムナジウム」と日本の学校の交流の可能性などにつき、幅広く議論しました。
今回の初訪問は大使にとって、首都のタリン、タルトゥ、ナルヴァなどの主要都市の中間に位置するという、地理的に恵まれたラクヴェレの重要性を学ぶ貴重な機会となりました。
その3: ラクヴェレ城訪問


大使は「ラクヴェレ・ギムナジウム」での日本紹介のプレゼンテーション、市長及び市議会議長との会談とランチに引き続き、観光名所として有名なラクヴェレ城を訪問しました。
大使はラクヴェレを含むラーネ・ヴィル県全体の博物館を統括するヴィリャル・ヴィッセル氏、そしてこの城のマネージャーを務めるカイドゥ・ティーリク氏の出迎えを受けて、城を視察。
単なる博物館でなく、当時の城での生活を肌で感じることが出来るように工夫された展示に、大使は印象付けられました。
13世紀以来何度も主人が変わり、何度も戦争を経験したこの城は、大使にエストニアの歴史を語りかけているようでした。
城の視察後、大使は付近の丘に立つラクヴェレ市のシンボルで雄牛を型どった「タルヴァス」を視察し、大変印象的だった初訪問を終えました。
大使はラクヴェレを含むラーネ・ヴィル県全体の博物館を統括するヴィリャル・ヴィッセル氏、そしてこの城のマネージャーを務めるカイドゥ・ティーリク氏の出迎えを受けて、城を視察。
単なる博物館でなく、当時の城での生活を肌で感じることが出来るように工夫された展示に、大使は印象付けられました。
13世紀以来何度も主人が変わり、何度も戦争を経験したこの城は、大使にエストニアの歴史を語りかけているようでした。
城の視察後、大使は付近の丘に立つラクヴェレ市のシンボルで雄牛を型どった「タルヴァス」を視察し、大変印象的だった初訪問を終えました。