北岡大使、東京オリンピック記念コインと切手発表会でスピーチ

令和3年5月26日
関係者がサインした記念ボードとともに
北岡大使によるスピーチ
5月26日、北岡大使は、エストニア中央銀行総裁の招待で、「東京オリンピック記念コインおよび記念切手プレス発表会」に出席し、スピーチを行いました。
大使館で広報・文化を担当する伊藤書記官と、レーネ・トゥルー女史が同行。

発表会は、エストニア中央銀行の「独立ホール」で総裁、マディス・ミュラー氏のスピーチで開会。
総裁は「今回のオリンピックはコロナ禍を伴っているため、通常のオリンピックとは異なっているが、オリンピックのような大規模行事を開催することで、これまで以上に人々の繋がりを深めることが出来る」と発言。
さらにエストニア・オリンピック委員会のウルマス・スールマー会長は、記念コインと切手が発表されたことを祝福。
引き続き北岡大使は、「エストニア人の二人の才能あふれるデザイナーのお陰で、日本と日本の文化を良く理解した上でのデザインが施された記念コインと切手が発表されたことを大変嬉しく思う。オリンピックを成功させるためには、人々や国々の連帯が必要だが、エストニアはこのような美しい形で日本との連帯を示してくれた。そして日本ではホストタウンとなった、エストニアのサク市の姉妹都市である佐久市が、周到な準備を整えてエストニア人選手の到着を待ちわびているが、これは日本がエストニアに示している連帯だ。オリンピックのために、両国が連帯を示し合っているのは、素晴らしいことだと思う」と発言。
その後記念コインと切手をあしらったボードに関係者のサインが行われた後、このボードは北岡大使に記念コイン、そして切手とともに贈呈され、記念写真が撮影されて発表会は終了しました。

その後大使はエストニアの通信社「デルフィ」の取材に応じて、コロナ禍でのオリンピックの開催や、エストニアと日本との協力関係につき発言。
最後に大使は、二人のデザイナー、アンドレ・アヴィタ氏、そして着物姿で登場したトゥリーン・ヘイマン女史と懇談しミニマリズム、富士山、リサイクルなど、日本から得たインスピレーションに基づく二人のデザインを称賛しました!