北岡大使、ロシアとの国境の町、ナルヴァ市に初の公式訪問 (その4: バルト諸国初のインキュベーター「オブジェクト」訪問)
令和3年10月4日


10月4日、北岡大使は、ロシアとの国境に接するナルヴァ市に初の公式訪問を行いました。
大使館で広報・文化を担当する伊藤書記官が同行。
語学学校での講演後、大使は、バルト三国初のインキュベーター「オブジェクト」を訪問しました。
2016年に設立されたナルヴァ・クリエイティブ・インキュベーター財団が運営しており、スタートアップや中小企業、そしてクリエイティブ・ビジネスを対象にした共同作業スペースを提供しています。
2019年10月の開所式には、カリユライド大統領が出席しました。
大使は共同創設者のアントン・オッシポフスキー氏、そしてヤナ・ブドコフスカヤ女史(ネットで登場)の出迎えを受けました。
訪問は、施設の視察で開始。
大使にとって、マルチメディアを意識した最新の撮影や編集のための設備、そして広大な展示スペースなどが大変印象的でした。
若者が熱意を持って運営するインキュベーターを利用して、熱意のある起業家がどんどんスタートアップを実現して行く!
大使が視察しているときにも、若者が施設の随所で熱のこもった議論を行なっています。
スタートアップの文化がさっぱりと浸透しない日本と比較して、若者の熱気があふれるインキュベーターは、大使にとって羨ましい光景でした。
「なぜ日本ではスタートアップが促進されないのか」という問いに答えてくれたのは、日本で4年間英語を教授した経験を有するアレックス・ビツコフ氏です。
「文化が違う。日本では『間違う』ことを可能な限り避けて試験で良い成績を取るように、生徒は教育される。これではスタートアップの文化は育つはずがない。『間違う』ことは実は極めて大切であり、それこそが新しいものを生み出す第一歩である、という文化を構築することが、これからの日本にとって必要だ」というビツコフ氏の発言は、大使にとって大変重く響きました。
先進国で最もスタートアップのパーセンテージが高いと言われるエストニアの秘密を垣間見ることが出来て、今回の訪問は大使にとって大変有意義なものとなりました!
コロナ禍で快く大使と伊藤書記官を受け入れて下さった、オッシポフスキー氏以下の「オブジェクト」の皆さんに心より感謝です!
大使館で広報・文化を担当する伊藤書記官が同行。
語学学校での講演後、大使は、バルト三国初のインキュベーター「オブジェクト」を訪問しました。
2016年に設立されたナルヴァ・クリエイティブ・インキュベーター財団が運営しており、スタートアップや中小企業、そしてクリエイティブ・ビジネスを対象にした共同作業スペースを提供しています。
2019年10月の開所式には、カリユライド大統領が出席しました。
大使は共同創設者のアントン・オッシポフスキー氏、そしてヤナ・ブドコフスカヤ女史(ネットで登場)の出迎えを受けました。
訪問は、施設の視察で開始。
大使にとって、マルチメディアを意識した最新の撮影や編集のための設備、そして広大な展示スペースなどが大変印象的でした。
若者が熱意を持って運営するインキュベーターを利用して、熱意のある起業家がどんどんスタートアップを実現して行く!
大使が視察しているときにも、若者が施設の随所で熱のこもった議論を行なっています。
スタートアップの文化がさっぱりと浸透しない日本と比較して、若者の熱気があふれるインキュベーターは、大使にとって羨ましい光景でした。
「なぜ日本ではスタートアップが促進されないのか」という問いに答えてくれたのは、日本で4年間英語を教授した経験を有するアレックス・ビツコフ氏です。
「文化が違う。日本では『間違う』ことを可能な限り避けて試験で良い成績を取るように、生徒は教育される。これではスタートアップの文化は育つはずがない。『間違う』ことは実は極めて大切であり、それこそが新しいものを生み出す第一歩である、という文化を構築することが、これからの日本にとって必要だ」というビツコフ氏の発言は、大使にとって大変重く響きました。
先進国で最もスタートアップのパーセンテージが高いと言われるエストニアの秘密を垣間見ることが出来て、今回の訪問は大使にとって大変有意義なものとなりました!
コロナ禍で快く大使と伊藤書記官を受け入れて下さった、オッシポフスキー氏以下の「オブジェクト」の皆さんに心より感謝です!

