北岡大使「夏の首都」パルヌ市を2度目の訪問(その3: パルヌ音楽祭へ参加)

2021/7/14
ヤルヴィ氏との再会
エストニアン・フェスティバル・オーケストラ
7月14日から15日にかけて、北岡大使はパルヌ市へ2度目の公式訪問を行いました!
大使館からは、広報・文化を担当する伊藤二等書記官が同行。
今パルヌ市は、NHK交響楽団の首席指揮者を務めるマエストロ、パーヴォ・ヤルヴィ氏が創設した音楽祭の真最中であり、今回の大使の訪問は、パルヌ市による音楽祭への招待により実現しました。

大使は市議会議長のアンドレイ・コロベイニク氏夫妻が主催するディナの後、パルヌ市のコンサートホールへ移動し、音楽祭の4日目を鑑賞しました。
ヤルヴィ氏の呼びかけに応じて、全世界のオーケストラのトップクラスのプレーヤーが音楽祭のためだけに集結したのがエストニアン・フェスティバル・オーケストラ。
わずかな時間のリハーサルにもかかわらず、本番ではヤルヴィ氏の巧みな指揮のもとで皆が完全に一体化して演奏し、大使を驚かせました。
プログラムは前半が、モーツァルトのピアノ協奏曲第24番、そして後半がエストニア人の作曲家、エドゥワルド・トゥビンのバレー組曲「ゴブリン(クラット)」。
珍しく短調で書かれたモーツァルトのピアノ協奏曲では、ドイツのピアニストで指揮者でもあるラルス・フォークト氏の印象的なソロが、聴衆を圧倒します。
「ゴブリン」は、エストニアの民話に登場するクラットを題材にしたもの。
悪魔に命を吹き込まれたクラットは、主人の命令に従いますが、急にとんでもないことをしでかすのでなかなか厄介ですが、同時にユーモラスな生き物。
そのようなクラットの雰囲気が、ヤルヴィ氏の巧みな指揮で生き生きと再現されて行きます。
コンサートはアンコール2曲を伴い、スタンディング・オベーションにより大盛況で終了しました。
大使はヤルヴィ氏とは、昨年2月のNHK交響楽団のタリン公演の際にお目にかかっており、今回再会が実現したことになります。
コンサート後大使は、ヤルヴィ氏お気に入りのバーに招待され、他の楽団員とともに、思い出深い時間を過ごすことが出来ました。
音楽祭に招待して下さったパルヌ市、そしてヤルヴィ氏に心より感謝です!