北岡大使、高名なピアニストの舘野泉夫妻を公邸に招待

令和2年8月3日
25年振りの再会を祝して
60年前の演奏が収録されたCD
8月3日、北岡大使は公邸に高名なピアニストの舘野(たての)泉氏と夫人でソプラノ歌手のマルヤさんをお招きし、会食を共にしつつ懇談しました。
舘野氏は現在83歳ですが、今でもフィンランドと日本を拠点にして現役で活躍。
毎年夏、エストニアに御来訪されて「エイヴェレ・ピアノ・フェスティバル」で公演されています。
本年はコロナの影響で公演は中止となりましたが、レコーディングのための御来訪となりました。
 
会食にはフェスティバル会場の「エイヴェレ・マナーハウス」を保有する小川秀樹氏、そしてエストニア音楽アカデミーで合唱指揮を学んだ倉橋亮介氏が同席。
さらに大使館からは、広報・文化を担当する伊藤書記官が同席。
 
一同は換気された大使公邸のダイニング・ホールで、お互い十分な距離を確保しつつ着席。
公邸料理人の荒井孝明氏が調理した料理を楽しみつつ、舘野氏の音楽への熱い思い、エストニアとフィンランドの違いなど興味深いお話に聞き入りました。
 
舘野氏よりは大使に対して、60年前の学生時代の演奏を収めた貴重なCDの贈呈がありました。
実は北岡大使は、かつて在フィンランド日本国大使館に勤務していたときに舘野氏にお目にかかったことがありますので、25年ぶりの再会が実現したことになります。
それは大使にとって、大変感慨深いものとなりました!