北岡大使、アース経済インフラ大臣を表敬

令和2年8月25日
経済インフラ大臣とともに
8月25日、北岡大使は、大使館で経済を担当する重成書記官を伴い、ターヴィ・アース経済インフラ大臣を表敬しました。
冒頭大使より「自分が25年前、在フィンランド日本国大使館の次席の時代に来訪したときに比べて、タリンもエストニアも大きく進歩したこと、さらにエストニアと日本の友好関係が深まったことは大変喜ばしい」と述べました。
さらに大使は「大使としての自分の最大の職務は、現在の友好関係を、貿易と投資両面でのビジネス関係を深化させることで、持続可能で永続的なものにすることだ」と発言。
 
その後大臣より大使に対して、バルト3か国を結びポーランドに繋げる壮大な鉄道プロジェクト「レール・バルティカ」や、エストニアとフィンランドを結ぶ海底トンネルプロジェクト、スウェーデンと中国を貨物鉄道で結ぶ「コリドール・プロジェクト」に関するブリーフがありました。
 
続いて大使は2011年の津波被害前後の日本のエネルギー・ミックスの変化や2030年の目標をブリーフし、これに基づいてエストニアのオイルシェールや風力を用いた発電の未来や、原子力利用の可能性などにつき話し合いが行われました。
 
最後に大使より大臣に対して「清水焼」の壺の贈呈があり、表敬は和やかな雰囲気で終わりました。