北岡大使、最先端の自走車を開発するミルレム・ロボティクス社を訪問
令和2年11月24日


11月24日、北岡大使は、日本大使館で総務・政務を担当する吉村書記官を伴って、AIを搭載した最先端の自走車を開発するエストニアの企業「ミルレム・ロボティクス(Milrem Robotics)」社を訪問しました。
この訪問は、JETROのバルト3国コレスポンデントを務める吉戸翼氏の紹介により実現したもので、訪問には同氏も同行しました。
首都タリン郊外にある同社のオフィスと工場に到着した大使は、同社CEOのクルダル・ヴァールシ氏(Kuldar VÄÄRSI)、防衛研究部長のユリ・パユステ氏(Jüri PAJUSTE)、そして地域担当セールス・マネージャーのヘンドリク・テッラス氏(Hendrik TERRAS)の出迎えを受けました。
まずパユステ氏による、同社が最初に開発した自走車「テミス(THeMIS)」の実際の走行を伴ったデモが工場内の敷地で行われ、引き続き二番目に開発した自走車「タイプX(Type-X)」の視察が行われました。
その後オフィスの会議室で、ヴァールシCEOとテッラス氏によるブリーフィングがありました。
ディーゼル・エンジンとバッテリーを双方搭載する同社のハイブリッド型の自走車は、走行しつつバッテリーを充電することが出来るために、充電のための時間を節約することが出来ます。
さらにエンジンを止めたままの、バッテリーのみによる「サイレント・モード」の走行も可能になります。
さらに「テミス(THeMIS)」は、搭載する機器を変えることによって、軍用から、人間が近付くには危険を伴う消火活動や核関連事故への対処など民生用にも転用出来る、汎用性のある車両に仕上がっています。
同社の車両は既に日本企業との協力で、日本への輸出の可能性が検討されています。
大使にとって今回の同社への訪問は、エストニアが先端的に開発する自走車の大きな可能性を学ぶ貴重な機会となりました。
この訪問は、JETROのバルト3国コレスポンデントを務める吉戸翼氏の紹介により実現したもので、訪問には同氏も同行しました。
首都タリン郊外にある同社のオフィスと工場に到着した大使は、同社CEOのクルダル・ヴァールシ氏(Kuldar VÄÄRSI)、防衛研究部長のユリ・パユステ氏(Jüri PAJUSTE)、そして地域担当セールス・マネージャーのヘンドリク・テッラス氏(Hendrik TERRAS)の出迎えを受けました。
まずパユステ氏による、同社が最初に開発した自走車「テミス(THeMIS)」の実際の走行を伴ったデモが工場内の敷地で行われ、引き続き二番目に開発した自走車「タイプX(Type-X)」の視察が行われました。
その後オフィスの会議室で、ヴァールシCEOとテッラス氏によるブリーフィングがありました。
ディーゼル・エンジンとバッテリーを双方搭載する同社のハイブリッド型の自走車は、走行しつつバッテリーを充電することが出来るために、充電のための時間を節約することが出来ます。
さらにエンジンを止めたままの、バッテリーのみによる「サイレント・モード」の走行も可能になります。
さらに「テミス(THeMIS)」は、搭載する機器を変えることによって、軍用から、人間が近付くには危険を伴う消火活動や核関連事故への対処など民生用にも転用出来る、汎用性のある車両に仕上がっています。
同社の車両は既に日本企業との協力で、日本への輸出の可能性が検討されています。
大使にとって今回の同社への訪問は、エストニアが先端的に開発する自走車の大きな可能性を学ぶ貴重な機会となりました。