北岡大使、クニンガス経済通信省次官補とインフラ・プロジェクトを巡り会談

令和3年5月3日
クニンガス経済通信省次官補と会談
5月3日、北岡大使は、エストニア経済通信省を訪問し、同省で運輸を担当するクニンガス次官補と、インフラ・プロジェクトを巡り会談しました。
大使館で経済を担当する重成書記官が同行。

現在エストニアも参加している、バルト3か国とポーランドを鉄道で結ぶプロジェクト「レール・バルティカ」の建設が進行中との状況にありますが、将来これを、海底トンネルでフィンランドに繋げる計画があります。

このトンネル・プロジェクトに関しては、今年1月に発足した新連立政権の合意に、その建設に向けて取り組むことが明記されており、さらに4月にはエストニアとフィンランドとの間で関連するMOUが締結されています。

クニンガス次官補よりは、海底トンネル・プロジェクトの今後の日程や、それがエストニアの経済や社会に与える影響につき詳細なブリーフがあり、大使は、「『レール・バルティカ』や海底トンネルは、バルト3か国や北欧諸国に地政学的影響を与え、さらにエストニア人のアイデンティティにも関わるものであり、大いに注目している」と述べました。