北岡大使、カエヴァッツ首相府戦略顧問と国家のデジタル化を巡り会談

令和2年11月20日
カエヴァッツ氏、アンツォン女史とともに
エストニア首相府
11月20日、北岡大使は、首都タリンの美しい旧市街にあるエストニア首相府を、大使館で経済を担当する重成書記官を伴って訪問。
戦略顧問を務め、エストニアのデジタル戦略をリードするマルテン・カエヴァッツ氏、そして外務省でビジネス外交デジタル顧問を務めるアガーテ・アンツォン女史と会談しました。
カエヴァッツ顧問は、本年2月のラタス首相による日本公式訪問に同行して訪日。
会談の際の同顧問の発言に、同席していた北岡大使は大変印象付けられて、エストニアでの再会を約していましたが、それがようやく実現したことになります。

会談では、まずデジタル最先進国エストニアのデジタル化に成功した原因や、今後の目標などにつきブリーフィングがありました。
大使にとっては、これまでインタビュー記事によってしか触れることの出来なかったカエヴァッツ顧問のデジタル化に関するコンセプトを理解する上で、貴重な機会となりました。

その後アンツォン女史も交えて、エストニアと日本の今後のデジタル分野での協力の可能性について話し合いが行われました。
今日本は、デジタル化に最大のプライオリティを置いています。
日本の未来にとって極めて大切な分野で、これからエストニアと日本が協力を深めることが期待されます。
そのきっかけとなる貴重な会談となりました。