北岡大使、エストニアのラジオ局のインタビューに答え、日本の着物や庭の美を紹介

令和3年5月27日
テア・カリン女史とともに
ラジオ・ククによるインタビュー
​5月27日、北岡大使は、エストニアのラジオ局、「ラジオ・クク」のジャーナリストで、エストニア外務省に勤務した経験もあるテア・カリン女史のインタビューを日本国大使館の大使室で受け、日本の着物や日本庭園の「美」を紹介しました。
日本大使館で広報・文化を担当する伊藤書記官が同席。
 
大使は、日本人が着物を着用する機会が減ってしまったとはいえ、未だに日本文化の重要な一部であること、カジュアルな着物をカジュアルに着こなすというファッションが始まっていること、などを強調。
前日の東京オリンピック記念コインと切手の発表会では、記念切手を、日本からインスピレーションを得てデザインしたエストニア人のトゥリーン・ヘイマン女史が、なんとエストニア製のカジュアル着物を着こなしていた、とのエピソードを紹介しました。
さらに大使は「着物を着用すると、現代社会で忘れられがちな、美、静粛、礼儀などが感じられる点が重要である」と述べました。
 
また日本庭園については、広大な自然や宇宙が、限られたスペースに凝縮されている点が特徴的だ、と発言。
 
インタビューは、カリン女史の巧みな質問で、日本・エストニア友好100周年にあたる今年が持つ意義、日本人とエストニア人の類似点、日本語の発音の特徴などにまで及び、大使にとって楽しく、実り多い時間となりました!