北岡大使、二人の歴史家、エネ・セラルト女史、そして増永真吾氏と会談

令和2年3月2日
出席者の二人とともに
3月2日、北岡大使は公邸で、エストニアのタルトゥ大学で日本史を研究するエネ・セラルト女史と、フィンランドのトゥルク大学で諜報史を研究している増永真吾氏を公邸に招き、会食を共にしつつ会談しました。
大使館よりは、北欧諸国やバルト三国の歴史に造詣の深い松村参事官が同席。
現在セラルト女史が中心となり、エストニア外務省の支援を得つつ「エストニア日本交流史」の編纂が進行中で、日本防衛省の防衛研究所も資料面で全面的に協力しています。
一同は、公邸料理人の荒井孝明史が調理した日本食を楽しみつつ、19世紀にまで遡る、これまでほとんど語られることのなかった日本とエストニアの交流史や、交流史編纂の進捗状況などにつき語り合いました。
大使は「両国の間に真の友好関係を築くためには、まず交流の歴史を理解することが不可欠である」と述べて、交流史の完成を祈念しました。