北岡大使、「日本・エストニア文化交流協会」会長の林氏に対して、在外公館長表彰

令和3年10月15日
出席者の皆さんとともに
表彰状の読み上げ
10月15日、北岡大使は公邸で、著名な建築家で「日本・エストニア文化交流協会(つばめの会)」の代表として両国間の文化交流に積極的に貢献して来た林知充(ともみ)氏を御夫妻で公邸に招き、在外公館長表彰を行いました。
林氏が教鞭をとるタリン応用科学大学建築学部で、学部長を務めるヒンドレック・ケスレル氏が同席。
そして大使館よりは、酒井参事官(次席)と広報・文化を担当する伊藤書記官が出席。
林氏は、横浜国立大学で建築を学んだのち、米国ヴァージニア工科大学で大学院を修了。ニューヨークでの建築設計事務所勤務を経て、2001年からエストニアに在住。
エストニアの著名な建築物の設計や都市計画への提案などで幅広く活躍するかたわら、タリン応用科学大学で教授として教鞭をとっておられます。
同氏は、建築家として活躍するとともに、「日本・エストニア文化交流協会」の会長としても活躍されており、最近では本年3月に日本語弁論大会を主催。
オンラインであることを忘れさせるような臨場感あふれる大会で、参加者を魅了しました!
奥方の林(上田)絢香女史は、2013年に「歌の国」エストニアに渡って合唱指揮を学び、現在「VHK Teachers and Parents Choir」の指揮者として活躍。
最近では本年6月に日エストニア100周年記念事業として「日本エストニア・バーチャルクワイア」を実施し(大使を含む大使館の有志も参加!)大好評を博しました!
大使は「日本・エストニア文化交流協会」のこれまでの功績を「枚挙にいとまがない」と称賛!
さらに奥方の功績を同時に称賛しつつ「表彰状は林知充氏に宛てられているが、御夫婦の共同受賞と思って頂きたい」と発言し、表彰状を林氏に授与。
林氏よりは謝辞が述べられました。
その後一同はダイニング・ホールに移動して、換気された部屋で、各人が距離を取りつつ着席。
大使の公式料理人、荒井孝明氏(令和3年度外務大臣表彰(優秀公邸料理長)受賞)が調理した日本食を楽しみながら、エストニアと日本の関係、御夫妻の活動などを巡り懇談しました。
大使より林氏と奥方様に心よりのお祝いを申し上げるとともに、今後のますますの御活躍を祈念致します!