北岡大使、エストニアを代表する作曲家、アルヴォ・ペルトのセンターを訪問
令和3年10月25日


10月25日、北岡大使はエストニアを代表する作曲家、アルヴォ・ペルトの業績を保管する「アルヴォ・ペルト・センター」を訪問しました。
大使館で広報・文化を担当する伊藤書記官が同行。
これは、大使の最も大切なエストニアの友人の一人であるタルトゥ大学学長のトーマス・アッセル学長の勧めによるものです。
ペルトは、存命の作曲家の中で作品の演奏回数が最も多いとも言われる、エストニアが世界に誇る作曲家であり、2014年には「高松宮殿下記念世界文化賞」も受賞しています。
首都タリンから車で45分。
まさに「これがエストニアだ!」という感じの鬱蒼とした森の中を進んで行くと、突如眼前に白亜の近代的な建築が出現します!
センターの玄関で大使を出迎えてくれたセンター長のアヌ・キヴィロ女史の案内で、大使は館内を視察。
中心に位置する教会と、その周りに広がる展示、コンサートホール、図書館などを巡りながら、大使は同女史の説明に傾聴。
ペルトが「ティンティナブリ(小さな鈴)」という全く新しい作曲の様式を考案したこと、それに基づく音楽が、もともと彼が信奉したロシア正教を超えてギリシャ正教からカトリックやプロテスタントをも包含する幅広いキリスト教の信念、さらには彼独自の世界感、沈黙、音、そして真実や美を表現するまでに至ったこと、などを学びました。
なぜペルトの作品が、そこまで多くの国で、そこまで多くの人々に受け入れられているのか?
その秘密の一端を垣間見ることが出来て、今回の訪問は、離任を間近に控えた大使のエストニア滞在のハイライトとも言える貴重な経験となりました!
さらに大使は、ペルトの財団が毎年少人数ながら、世界各国より創造的な芸術を学ぶ奨学生を受け入れていると聞き「いつか日本からも奨学生が受け入れられるようになることを祈念する」と述べました。
コロナ禍で大使を快く迎えて下さったキヴィロ女史に心より感謝です!
大使館で広報・文化を担当する伊藤書記官が同行。
これは、大使の最も大切なエストニアの友人の一人であるタルトゥ大学学長のトーマス・アッセル学長の勧めによるものです。
ペルトは、存命の作曲家の中で作品の演奏回数が最も多いとも言われる、エストニアが世界に誇る作曲家であり、2014年には「高松宮殿下記念世界文化賞」も受賞しています。
首都タリンから車で45分。
まさに「これがエストニアだ!」という感じの鬱蒼とした森の中を進んで行くと、突如眼前に白亜の近代的な建築が出現します!
センターの玄関で大使を出迎えてくれたセンター長のアヌ・キヴィロ女史の案内で、大使は館内を視察。
中心に位置する教会と、その周りに広がる展示、コンサートホール、図書館などを巡りながら、大使は同女史の説明に傾聴。
ペルトが「ティンティナブリ(小さな鈴)」という全く新しい作曲の様式を考案したこと、それに基づく音楽が、もともと彼が信奉したロシア正教を超えてギリシャ正教からカトリックやプロテスタントをも包含する幅広いキリスト教の信念、さらには彼独自の世界感、沈黙、音、そして真実や美を表現するまでに至ったこと、などを学びました。
なぜペルトの作品が、そこまで多くの国で、そこまで多くの人々に受け入れられているのか?
その秘密の一端を垣間見ることが出来て、今回の訪問は、離任を間近に控えた大使のエストニア滞在のハイライトとも言える貴重な経験となりました!
さらに大使は、ペルトの財団が毎年少人数ながら、世界各国より創造的な芸術を学ぶ奨学生を受け入れていると聞き「いつか日本からも奨学生が受け入れられるようになることを祈念する」と述べました。
コロナ禍で大使を快く迎えて下さったキヴィロ女史に心より感謝です!