北岡大使、南部エストニアの中心都市タルトゥに10度目の公式訪問 (その5 (最終):アジアセンター主催、日EU経済関係と文化を議論する国際会議)
令和3年10月14日


10月13日から14日にかけて、北岡大使は、南部エストニアの中心都市、タルトゥに10度目の公式訪問を実施しました。
大使館で広報・文化を担当する伊藤書記官が同行。
14日朝、タルトゥで一泊した大使は伊藤書記官とともに再びタルトゥ大学を訪問し、アジアセンターが主催する2日間にわたる国際会議「EUと日本の経済関係と、その背後にある文化的要素に関する、学際的会議」の開会式に出席してスピーチを行いました。
会議はアジアセンター長のエロ・スルド博士の紹介により、タルトゥ大学学長のトーマス・アッセル教授のお言葉で開会。
その後東京からオンラインで参加したヴァイノ・レイナルト駐日エストニア大使の歓迎のスピーチに引き続き、北岡大使のスピーチが行われました。
大使は「経済関係、特に国際的な経済関係で重要なのは、潜在的なパートナーをしっかりと理解することだ。それには種々の困難を伴うのだが、乗り越える最短の道は、相手の文化を理解することである。その意味で、経済関係とその背後にある文化の両方を一つの会議で扱ってみようというこの会議の試みは、大変貴重であると言える。その成果が多くの人々にシェアされることで、EUと日本の経済関係の一層の促進に繋がることを期待する」と発言。
続いてオンラインにより静岡大学の竹下誠二郎教授によるキーノートがあって、パネルが始まりました。
パネル1では、デンマークから出張して参加したコペンハーゲン・ビジネス・スクールのアリ・コッコ教授のスピーチに引き続き、オンラインで参加したコペンハーゲン大学のダンカン・マカルゴ教授の司会で、コッコ教授、竹下教授、さらにタルトゥ大学で国際ビジネスを担当するウルマス・バーブレーン教授によりディスカッションが行われました。
ランチを挟んで始まったパネル2では、エストニアの政府機関、エンタープライズ・エストニアで日本担当のプロジェクト・マネージャーを務める吉戸翼氏、キリミリ社で、過去20年以上にわたりエストニアと日本の橋渡しを行って来たヤンネ・ファンク女史、そしてリングヴィスト社の共同設立者であるオット・ヤラカス氏がそれぞれプレゼンテーションを行った後、ディスカッションが行われました。
それぞれの分野で権威である教授たちのアカデミックなパネル1、そしてベテランの実務家によるプラグマティックなパネル2。
両者を対比させるアジアセンターのアレンジは素晴らしく、双方を聴講した大使に大きな感銘を与えました!
この後、翌15日も会議は続きましたが、北岡大使はここで皆さんにお別れで、首都タリンに帰還。
昨日大使が在外公館長表彰を行ったばかりのアジアセンターが、日本とエストニア、さらに日本とEUとの関係に貢献している様を目の当たりにすることが出来て、大使にとって大変嬉しい瞬間となりました!
大使を招待して下さり、スピーチの機会を与えて下さったスルド博士以下のアジアセンターに心より感謝です!
大使館で広報・文化を担当する伊藤書記官が同行。
14日朝、タルトゥで一泊した大使は伊藤書記官とともに再びタルトゥ大学を訪問し、アジアセンターが主催する2日間にわたる国際会議「EUと日本の経済関係と、その背後にある文化的要素に関する、学際的会議」の開会式に出席してスピーチを行いました。
会議はアジアセンター長のエロ・スルド博士の紹介により、タルトゥ大学学長のトーマス・アッセル教授のお言葉で開会。
その後東京からオンラインで参加したヴァイノ・レイナルト駐日エストニア大使の歓迎のスピーチに引き続き、北岡大使のスピーチが行われました。
大使は「経済関係、特に国際的な経済関係で重要なのは、潜在的なパートナーをしっかりと理解することだ。それには種々の困難を伴うのだが、乗り越える最短の道は、相手の文化を理解することである。その意味で、経済関係とその背後にある文化の両方を一つの会議で扱ってみようというこの会議の試みは、大変貴重であると言える。その成果が多くの人々にシェアされることで、EUと日本の経済関係の一層の促進に繋がることを期待する」と発言。
続いてオンラインにより静岡大学の竹下誠二郎教授によるキーノートがあって、パネルが始まりました。
パネル1では、デンマークから出張して参加したコペンハーゲン・ビジネス・スクールのアリ・コッコ教授のスピーチに引き続き、オンラインで参加したコペンハーゲン大学のダンカン・マカルゴ教授の司会で、コッコ教授、竹下教授、さらにタルトゥ大学で国際ビジネスを担当するウルマス・バーブレーン教授によりディスカッションが行われました。
ランチを挟んで始まったパネル2では、エストニアの政府機関、エンタープライズ・エストニアで日本担当のプロジェクト・マネージャーを務める吉戸翼氏、キリミリ社で、過去20年以上にわたりエストニアと日本の橋渡しを行って来たヤンネ・ファンク女史、そしてリングヴィスト社の共同設立者であるオット・ヤラカス氏がそれぞれプレゼンテーションを行った後、ディスカッションが行われました。
それぞれの分野で権威である教授たちのアカデミックなパネル1、そしてベテランの実務家によるプラグマティックなパネル2。
両者を対比させるアジアセンターのアレンジは素晴らしく、双方を聴講した大使に大きな感銘を与えました!
この後、翌15日も会議は続きましたが、北岡大使はここで皆さんにお別れで、首都タリンに帰還。
昨日大使が在外公館長表彰を行ったばかりのアジアセンターが、日本とエストニア、さらに日本とEUとの関係に貢献している様を目の当たりにすることが出来て、大使にとって大変嬉しい瞬間となりました!
大使を招待して下さり、スピーチの機会を与えて下さったスルド博士以下のアジアセンターに心より感謝です!

