北岡大使、南部エストニアの中心都市タルトゥに10度目の公式訪問 (その4: 日本映画祭でのスピーチ)

2021/10/13
大使によるスピーチ
NPO「日本文化クラブ・アサシオ」と国際交流基金の協力で開催された日本映画祭
10月13日から14日にかけて、北岡大使は、南部エストニアの中心都市、タルトゥに10度目の公式訪問を実施しました。
大使館で広報・文化を担当する伊藤書記官が同行。
 
13日、大使はタルトゥ大学で「日エストニア友好100周年記念講演」を行ったのち、タルトゥ・エレクトリック・シアターへ移動してNPO「日本文化クラブ・アサシオ」と国際交流基金の協力で開催された日本映画祭に参加。
この夜の映画「半世界」の上映を前に、スピーチを行いました。
「日本文化クラブ・アサシオ」は、カイア・ヤッライ女史の手で2005年に設立されたNPOで、昨年2月4日に日本大使公邸で「外務大臣表彰」を受賞しています(詳細は同日付の当館ホームページとFacebookを参照)。
 
上映された阪本順治監督の「半世界」は、大使の大好きな作品の一つです!
大使は上映に先立って観客に「これは、今全世界で流行しているグローバリズムと伝統的なローカリズムのせめぎ合いの物語だ。外国に行ったから、外国に住んだから、というだけで『私は世界を知っている!』と言えるのだろうか。生まれ故郷を離れることなく暮らし、親から受け継いだ炭焼きという職業をひたすら続ける主人公の『こっちも世界なんだよ』というセリフが重く響く。ここには国際経験豊かな方も、生まれてこのかた故郷で暮らして来た方も、おられると思う。この映画は、どちらの方にとっても一見の価値がある。自分にとって大変印象的な映画であるが、今夜お集まりになられた全ての方にとってもそうであることを願う」と語りました。
 
ヤッライ会長、コロナ禍での日本映画祭の開催成功、おめでとう!
そして再び素晴らしい日本映画を紹介してくれたことに、心より感謝です。