北岡大使、地方省の招待でエストニアの農業事情を視察 (その2: オルストヴェレ・サービス農業経済学校、BioCC社訪問と地方省のサロン次官主催晩餐会)

令和3年9月21日
オルストヴェレ・サービス農業経済学校での試食会
オルストヴェレ・サービス農業経済学校での試食会 生徒さんのエストニアの素材を主とした作品
9月21日から22日にかけて、北岡大使は、エストニア政府地方省の招待によりツアーに参加して、エストニアの農業事情を視察しました。
大使館で経済を担当する重成書記官が同行。
初日「ヴァーツァ・アグロ社」視察後、一行はさらに45分ほど南下してヴィリャンディ県北サカラ町にあるオルストヴェレ・マナー・ハウスで、オルストヴェレ・サービス農業経済学校の校長を務めるアルノルド・パスタク氏が主催するランチを楽しみました。
その後一行は学校に移動して、講師のエドガル・レプマン氏による学校の概要に関するブリーフを受けつつ、生徒さんのエストニアの素材を主とした作品を試食、さらに学校の内部を視察しました。
その後一行は1時間かけて東進し、南部エストニアの中心、タルトゥ市に到着。
「BioCC社」を訪問し、代表のエネ・タッムサール女史の出迎えを受け、同社の活動や製品に関するブリーフを受けました。
ここはタルトゥ大学が、食品・飼料メーカーと共同で設立した研究開発機関で、様々なバクテリアを利用して食品やサプリメント、そして飼料などを開発し、エストニア製品の競争力の向上に貢献して来ました。
有名な同社のサプリメント「テンシア(TENSIA)」は、各国で特許を取得しています。
その後一行はさらに45分程度南下し、エストニアの冬の首都、オテパー市に移動して「ピュハ・ヤルヴェ・スパ・アンド・ホリデーリゾート」に投宿。
地方省の次官、ティーナ・サロン女史の主催するディナに臨みました。
エストニアの新鮮な素材を利用した美味な料理と民謡のライブ演奏を楽しみながら、大使は隣席となったサロン次官、そして次官補のシーム・ティーデマン氏より、エストニアを特徴付けるデジタル化が農業の分野でも幅広く浸透していることを学びました。
貴重なディナを主催して下さったサロン次官に心より感謝です!
同学校の内部の視察
サロン地方省次官主催ディナ