北岡大使、エストニア体操連盟を訪問

令和3年8月25日
ティシュレル会長、インノ事務局長とともに
AUDENTESの視察
8月25日、北岡大使は、首都タリンにあるエストニア体操連盟を訪問しました。
大使館で広報・文化を担当する伊藤書記官が同行。

スポーツクラブ「AUDENTES」の施設内にある体操連盟本部で、大使は会長のペーテル・ティシュレル氏と事務局長のナタルヤ・インノ女史の出迎えを受け、連盟の歴史に関するブリーフを受けました。
エストニア体操連盟は、昨年創立145周年を祝ったということで、ロシア帝国の時代に遡る長い歴史を有しています。
ソ連時代には、個人と団体の双方でエストニアの選手が活躍しましたが、1991年の独立回復後、多くのトレーナーが海外に流出。
さらに関連施設が売却されるなどの苦難を乗り越えて、今エストニアの体操は、トレーナーのエストニアへの帰還、施設の改善や若い世代の人気の高まりに支えられて着実に発展しつつあります。
ティシュレル氏とインノ女史は、国際体操連盟の現会長である渡邊守成(もりなり)氏が、連盟の会長として初めてエストニアを訪れ、種々のアドバイスをしてくれたことを紹介。
「我々は渡邊会長を、親しみを込めて『モリ』と呼んでいる」との言葉は、大使を大いに喜ばせてくれました!
その後大使は「AUDENTES」の内部を視察。
1千人の会員と、2千人の若者が利用する施設は、この日もエクササイズに励む多くのエストニア人で賑わっていました。
最後に大使に対して健康飲料「チャガ・ヘルス」の贈呈があり、記念写真の撮影があって、訪問は和やかな雰囲気で終了しました。
コロナ禍で心よく大使を受け入れて下さったティシュラー氏とインノ女史に心より感謝です!