北岡大使、タリン大学にて「日本エストニア友好100周年記念講演」を実施

令和3年10月11日
日エストニア友好100周年記念講演
参加いただいた皆さんと
10月11日、北岡大使はタリン大学を訪問。
マルギト・ユーリカス先生による日本語の授業参観後「日本エストニア友好100周年記念講演」を行いました。
大使館からは酒井参事官(次席)、そして広報・文化を担当する伊藤書記官とレーネ・トゥルー女史が同行。
タリン大学とタルトゥ大学というエストニアを代表する二つの大学で日本紹介の講演をすることは、大使の2年前のエストニア着任以来の念願でした。
特にタリン大学での講演に関しては、昨年1月に大使がティート・ランド学長(当時)を表敬した際に合意されていたもので、それがコロナ禍で延期を余儀なくされていましたが、日本とエストニアが友好100周年を祝う今年、ついに実現したことになります!
大使は聴衆を前に、ユーリカス先生の紹介を受けて登壇。
日本の地理とそこから生まれた日本の多様性、その多様性よって紡がれた歴史、経済的に閉塞している日本経済が突破口を見付けるためにはデジタル化が不可欠なこと、そのためにも日エストニアの緊密な関係が一層重要になること、などを、自分が25年前にタリンを訪れた際のエピソードを交えつつパワーポイントのプレゼンテーションで語りました。
最後に大使は「次の100年には、これまでの100年をはるかに超えて、両国関係を深化させることの出来る素晴らしいモメンタムがある」と発言。
両国関係の未来への、大きな期待を表明しつつ講演を締めくくりました。
その後は質疑応答があり、予定の時間を過ぎた後も熱心に質問する聴衆に答えました。
講演は、記念写真の撮影により和やかな雰囲気で終了。
大使にとって、昨年1月以来の念願がかない、今回の記念講演は思い出に残るものとなりました!
コロナ禍で参集して下さった聴衆の皆さん、そして司会の労を取って下さったユーリカス先生に心より感謝です!