北岡大使、「エンタープライズ・エストニア」のラウドセップ会長、そして対エストニア投資局ディレクターのコルク氏、そして田中女史と懇談

令和3年9月1日
参加者とともに
9月1日、北岡大使は公邸に、エストニアの貿易や投資を促進する政府系機関「エンタープライズ・エストニア」の会長を務めるペーテル・ラウドセップ氏、「エンタープライズ・エストニア」の対エストニア投資局ディレクターのカスパー・コルク氏、そして同じく同局のディレクターで東京に駐在する田中希卯子(きょうこ)女史を招待して、懇談しました。
大使館側からは、酒井参事官(次席)と、経済を担当する重成書記官が出席。
田中女史は、もともとエストニアの企業で、日本のNECと戦略的提携に合意した「Realeyes」の日本法人マネージング・ディレクターを務めておられましたが、最近「エンタープライズ・エストニア」にリクルートされました。
米国、英国、日本、そしてエストニアに関する幅広い知識を有する田中女史により、両国間の経済関係が一層発展することが期待されます。

参加者は換気された部屋で、各人が距離を取りつつ着席し、ディナが行われました。
9月1日にデジタル庁を発足させた日本政府には、今後デジタルを促進する上で「デジタル最先進国」とも呼ばれるエストニアから学べることがたくさんあります。
ブロックチェーンのような技術や、「ハッカソン」(企業家精神を育て、革新的な製品を創造するイベント)などは、ビューロクラシーの行き過ぎで官民双方が硬直化した日本の未来にとって不可欠です。
参加者は、大使の公式料理人、荒井孝明氏(令和3年度外務大臣表彰(優秀公邸料理長)受賞)が調理した日本食を楽しみながら、懇談。
今回のディナは大使にとって、他の参加者とともに、両国間の経済関係の発展に大きなポテンシャルがあることを確認する貴重な機会となりました!

大使の招待を快く受け入れて下さったラウドセップ会長、そして二人のディレクター、コルク氏と田中女史に心より感謝です!