道路交通・運転免許情報

道路交通事情

エストニアの道路交通事情について、日本と異なる点・留意すべき点は以下のとおりです。

一般的な道路交通事情

  • 車両は右側通行です。道路の舗装状況はあまり良くなく、特に春先にかけて、舗装された道路でもでこぼこや陥没が見られますので、通行に際しては注意が必要です。
  • 信号のない横断歩道では歩行者優先のため、車両は一時停止する必要があります。
  • 市内の主な交通機関は、バス・トロリーバス・路面電車(トラム)・タクシーです。タクシーは個人営業も多く料金も様々で、外国人に対し割高料金を請求することもあります。利用する際は車両後尾右側ドアにある料金表を確認しましょう。
  • 冬期は路面が凍結するとともに午後早くに日が暮れるため、車両からは歩行者が見えにくくなることに注意する必要があります。夜間等で視界が悪い場合、歩行者は反射板(リフレクター)を身につけることが義務づけられています。

車を運転する場合の注意事項

  • 道路標識は基本的に国際的に共通の標識を使用していますが、表示はエストニア語です。また、特にタリン市内では一方通行が多いのが特徴です。
  • 走行中は昼間であっても常にヘッドライトを点灯することが義務づけられています。
  • シートベルトの着用は前部・後部座席ともに義務づけられており、走行中の携帯電話の使用も禁止されています。街灯のない場所でタイヤ交換等の作業を行う場合は、蛍光の安全ベストを着用する必要があります。
  • 冬期(11月~3月)は路面が凍結することが多く、スパイクタイヤまたはスタッドレスタイヤの着用が義務づけられています。
  • 路 面電車は常に優先です。路面電車は中央線寄りを走行しており、停留所が歩道にある場所では必ず路面電車より後方で停車し、乗客の乗降が終わってドアが閉ま るまで待たなければなりません。また、左折車が路面電車の進路上にあり、その進路を妨害している場合、対向車選の車は左折車に道を譲る義務があります。

運転免許

1. エストニアでは、「ウィーン交通条約」及び日本が加盟している「ジュネーブ交通条約」に基づいて交付された免許証が有効です。つまり、日本人の場合は、日本の自動車運転免許証と国外運転免許証(公安委員会発行のいわゆる「国際運転免許証」。パスポートサイズのもの)を所持していれば、エストニア国内でも運転可能となります(ただし、エストニアに入国後、1年間のみ)。

 なお、EU加盟国の自動車運転免許証(EU統一書式のもの)をお持ちの方は、その自動車運転免許証による自動車の運転が認められています。

 日本の免許証からエストニア(EU)の免許証への切り替えは、エストニアに居住して12ヵ月以内で、有効な日本の免許証と国外運転免許証を持っていれば、実技試験と筆記試験に合格した上で切り替えが可能です

 それ以外の場合は、通常の免許取得方法と同様にエストニアの自動車学校に通った上で試験に合格する必要があります。詳しくはエストニア交通局にお問い合わせください。

 関連リンク:運転免許(外務省)

2. エストニアの運転免許制度(2015年2月現在)
エストニアの運転免許制度について免許の種類、車種の分類と共に日本語仮訳版を作成しました。
公式版はエストニア語ですので、詳細はエストニア交通局にご照会下さい。

運転免許制度
運転免許制度1
運転免許制度 2

エストニア交通法の改正概要(2011/07/06)

2011年7月1日,エストニアの交通法が全面的に改正されました。改正にかかる主な変更点は以下のとおりですのでご留意ください。
  • ハンズフリー機器なしの携帯電話使用や走行中に電話を手に取ることは禁止(以前は市街地以外では使用可)
  • 視界が悪いときや暗いときに市街地以外で緊急停車して路上に出る際には、運転者は安全ベストを着用
  • 身分証を所持していれば、国内で発行された免許証や自動車登録証の携帯は不要
  • 車線変更する場合、方向指示の合図を出しても優先権は発生しない(以前は譲る義務有り)
  • 追い越しは左車線からのみ、二車線の道路でジグザグ走行し追い越すのは禁止
  • 左折車が路面電の進路上にあり、その進路を妨害している場合,対向車線の車は左折車に道を譲る
  • 自転車は乗ったままで横断歩道を渡ってよい。信号のない横断歩道では自動車は優先横断権なし
  • 自転車は暗いとき又は視界が悪いときには、前方は白色、後方は赤色のライトを点灯(以前は赤色のライトの代わりに赤色の反射板で代用可)
  • 歩行者は、視界が悪いとき又は暗いときに反射板又は光源を身に付ける義務(以前は歩道と街灯がない道路でのみ義務)