エストニア政治・経済月間情報

2012年6月のエストニア月間情勢

内政・経済

1.内政

  • 6日,国会,積立年金法及び国営年金保険法改正案を可決。子供が3歳になるまで,片方の親の年金保険料(賃金4%相当)を国が支払い。
  • 11日,改革党,党出版物を利用した選挙費用を申告していなかった疑い。
  • 15日,6月政党支持率(BNS,TNSEmor):政党名回答者のうち改革党31%,社民党24%,中央党23%,祖国共和同盟14%。支持政党なし38%。


2.経済

  • 6日、国会、天然ガス法改正案を可決。ガス独占会社にパイプライン売却を強制。
  • 6日、国会、電気市場法改正案を可決。2013年1月1日に電気市場完全開放。
  • 6日、国会、IMF出資金増額を承認。出資総額2億8,500万ユーロで、全体の0.051%に。
  • 7日、アルド・ハンソン中央銀行新総裁,就任。
  • 13日、エストニア中央銀行の経済予測:本年GDP+2.6%、インフレ+3.9%。
  • 14日、タルトゥ市の個人タクシー、三菱商事との排出権取引に基づく補助制度を利用して電気自動車を導入。
  • 18日、ABB社、排出権取引に基づく最初の電気自動車急速充電設備を設置。
  • 28日、バルト農業団体、他国並みの補助金を訴える署名を欧州議会に提出。


【経済関係統計】

  • 第1四半期GDP(修正値):前年同期比+3.6%。
  • EU27カ国一人当たりGDP(ユーロスタット):1位ルクセンブルク(平均比274%)、21位エストニア(同67%)、24位リトアニア、25位ラトビア、27位ブルガリア。
  • 4月輸出:前年同月比-7%の10億ユーロ、輸入:同-4%の11億ユーロ。
  • 5月消費者物価指数:前年同月比+3.8%。
  • 2011年物価(Eurostat):EU平均の79%相当。
  • 2011年平均賃金:前年比+5.9%の839ユーロ。
  • 欧州競争力ランキング(世界経済フォーラム):1位スウェーデン、11位エストニア。


外交・対外関係

1.EU

  • 1日、アンシプ首相,結束政策対象国の首脳会合に出席(於:ブカレスト)。
  • 21~22日、リギ財務相とロス次官補,ユーログループ会合及びEU経済財務相会合に出席(於:ブリュッセル)。 ・25~26日、パエト外相,閣僚理事会に出席(於:ルクセンブルク)。
  • 28~29日、アンシプ首相,欧州理事会に出席(於:ブリュッセル)。バローゾ欧州委員長と会合。

2.NATO,PKO等

  • 2~23日、国際海軍演習Baltops(於:バルト海)。
  • 11~22日、国際軍事演習Sabre Strike(於:エストニア及びラトビア)。
  • 27日~7月2日、国際軍事演習Baltic Host(於:バルト3国)。
  • 5~8日、NATOサイバー防衛センター、サイバー防衛に関する国際会議(CyCon)を開催(於:タリン)。

3.北欧・バルト三国

  • 5~7日、イルヴェス大統領,鉄道でラトビア訪問。パルツ経済相やミフケルソン国会外交委員長が同行し、ベルズィンシュ大統領やドンブロウスキス首相と会合。
  • 8日、バルト国防相会合(於:エストニア)。ポーランド国防相とも会合。
  • 18日、アンシプ首相,バルト開発フォーラムに出席(於:コペンハーゲン)。

4.ロシア

  • 8日、エストニアとロシアの国税機関、国際会議の枠組みで会合(於:タリン)。
  • 12日、駐エストニア・ロシア大使、国境条約の迅速な締結を望む旨発言。

5.その他対外関係

  • 11日、コソボ議会代表団、エストニア訪問。エルグマ議長、首相、外相と会合。
  • 13~14日、グリーン英貿易投資担当相,エストニア訪問。パルツ経済相と会合。
  • 18日、外務省、米国との協力でチュニジアの開かれた政府及び電子政府の発展を支援。エストニアは5万7,175ユーロ拠出し、チュニジア高官17人を教育。
  • 19~20日、OECD代表団、エストニアの経済状況を視察。年末に報告書完成。
  • 25~26日、ウクライナ最高議会議長、エストニア訪問。議長、首相らと会合。
  • 27~7月2日、パルツ経済通信相、エルグマ議長、経済代表団、アゼルバイジャン訪問。大統領、首相、外相、議長と会合し、電子政府関連のフォーラムに出席。
  • 29日、エストニア、アフガニスタンのポリオ対策のためユニセフに2万ユーロ配分。


その他(一般時事,社会,犯罪等)

  • 14日、1941年シベリア追放追悼行事。大統領、国会議長、外相、外交団等が参加。
  • 17日、芸術家、番組司会者のライヴォ・ヤルヴィ議員(改革党、前エ日友好議連メンバー、58歳)、病死。
  • 18日、欧州27カ国の児童に関するユニセフ調査。物質的欠乏:エストニア12.4%(17位、平均13.3%)。相対貧困率:エストニア11.9%(16位)。
  • 19日、国有地交換を巡る汚職事件、レイリアン元環境相ら全員に1審無罪判決。
  • 20日、通貨エストニアクローン導入20周年。
  • 23日、戦勝記念日行事(於:パルヌ)。大統領や首相ら出席。

 

※ 本ページは、エストニアの政治・経済情勢を中心に各種報道・発表を取りまとめたものですので、記載事項の信憑性まで確認したものではありません。また、在エストニア日本大使館の見解を示すものではなく、特定の団体・個人の利益を代表するものでもありません。